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園日記

2010 年 11 月 8 日 月曜日

 1895年11月8日にドイツのヴィルヘルム・レントゲンによってX線(レントゲン線)が発見されました。レントゲンといって思い浮かぶのは病気やけがで骨に異常があった時に医者に撮ってもらい、診断してもらいます。私も小学1年の時にかなり高い鉄棒から運悪く落ちて手首の骨を折ったときにレントゲン写真にお世話になりました。骨を折ったときに痛みは、かなり辛いものがあります。最近、運動不足のために運動機能が低下している子どもが増えているために、ちょっとしたケガでも骨折やねんざをする子どもが増えています。転んだときに手が出なくて顔面から地面にぶつかる、高いところからジャンプして着地に失敗して骨折など小さいころからのさまざまな運動機能の積み重ねが大切です。小さな子どもたちがよちよち歩きで転んだりするときも、体のつくりが柔らかいためによっぽどのことがない限り、けがはしません。周りにけがをしそうな物が置いていなければ大丈夫です。将来、なるべくX線のお世話にならないような体作りも心掛けていかなければなりません。


2010 年 11 月 6 日 土曜日

  イス取りゲームは、皆さんがご存じのゲームだと思います。音楽などに合わせて置いてあるイスの周りを回りながら徐々にイスを減らし、最後にイスが一つになった時にその椅子に座れた人が一位になるゲームです。

日本では、私たちが当たり前だと思っていたゲームです。しかし、文化や考え方が違う国では、ルールも変わってきます。

オランダでのゲームのやり方は、まず最初は参加者の数よりイスの数を少なくします。ここまでは同じです。イスの数が少ないのでもちろん座れない人が出てきます。そこで工夫して一つの椅子に複数の人間が譲り合って座ることがルールになります。これを繰り返しみんなで工夫してどうしても座れなくなった時点でゲームが終了です。

勝ち負けを競うのではなく、みんなで工夫して考えたり、譲り合ったりすることの大切さを互いに学びます。他にも、ボードゲーム(日本版すごろく)も同じようなルールです。これも、競うのではなくみんなで工夫しなければゴール出来ないルールのゲームに作られています。

これが遊びを通じて子ども集団を作る考え方です。日本でも同様に遊びに同じ要素が含まれている集団を意識するルールについて考えてみましたが、私の知る限りでは思い浮かびませんでした。やはり、ほとんどの遊びには勝ち負けが存在する事に気がつきました。勝ち負けがあるゲームももちろん楽しいと思うのですが、みんなで考え、工夫して「こうすれば良いじゃない!」「いや、こうすればいいよ」「こんなのは、どう?」等と協力する事を通じて、子どもたちはみんなで遊んだ方が楽しいと感じるような心も育てて行きたいと思います。これは、共生することにもつながります。

現代社会は、競い合いの中で成長してきた事もありますが、これからの時代は、互いを受け入れ、仲間として分かち合う事が大切です。

勝ち負けを競うゲームから仲間同士で互いに工夫して、個々を結び付けて行くことも大切な保育になります。


2010 年 11 月 5 日 金曜日

仕事中に保育園から掛かってきた電話「あ~!熱が出てしまったのかな!具合が悪くなったかな!」と電話の内容を聞く前にすぐ脳裏をかすめてしまうと思います。子どもは、健康で元気なことがが一番良いのですが・・・

保護者の方も子どもを一番大切に考えているので、すぐにでも帰ってあげたいと思っているのに、どうしても会社に拘束されて途中で帰れないのが現状だと思います。

本当は、会社としての取り組みが子育て中の社員に一番優しい考えを持ってくれれば良いと思います。そのためには、会社のトップがそのような考え方を持たなければなりません。それには、日本が子育てにやさしい社会を作っていく方向性を示さなければなりません。

さて、話は本題にします。人は具合が悪くなると熱はなぜ高くなるのでしょうか?

答えは、脳が体内の設定温度を上げる指示を出しているからです。「ウイルスが体内に侵入したとき、私たちの体の中ではこのウイルスに対しての抗体をつくります。この抗体産生を効率よく行うために熱が必要なのです。体温を上げればウイルスは増えにくくなり、熱を下げた場合、抗体産生能が低下することが知られています。

熱、特に高熱が出ると私たちは辛いですから解熱剤を使って熱を下げようとします。

しかし、本来は抗体産生を行う上で重要な熱を下げてしまうことはあまり好ましいことではないのです。
したがって、熱が出て辛いときには解熱剤を使用せざるを得ませんが、辛くない熱であれば下げずにいたほうが良いと言うことを知っておいて頂きたいと思います。」体がだるくなったりするのは、それが原因と考えられます。

薬でむやみに熱を下げたり、風邪などの症状を抑えてしまうと人間本来の機能が働かず、ウイルスが侵入したときに起きる防衛反応が出来にくい体になってしまいます。

子どもの具合が悪くなり、いつでも薬に頼るのは、百害あって一利なしです。

抗生物質の不必要な投与を受け続け、体内に抗生物質への強い抵抗力を持つ細菌を育ててしまうようなものですから。

丈夫な体を作っていくためにも、お互い協力して健康な子どもの育ちを保障していきましょう。

※お医者さんは、風邪をひいても薬を飲まないそうです。

薬が怖いのでしょうかね。


2010 年 10 月 25 日 月曜日

おねしょと言えば、子育て中の親が一度は頭を悩ませることです。

そんな悩める親たちにも乳幼児期があり、同じようなことで親を悩ませた時期を乗り越えてきました。この文章を読んでいるあなたも小さかったときがあります。その時を思い浮かべてください。・・・布団に世界地図を描いてしまって叱られたことや夜中、足がひんやりと感じ「はっ!」と気が付いて起きたことかもしれません。そして、わが身の緊急事態に子どもながら親にどんな風な言い訳をしようかと悩んだ方もいると思います。けれど「ほっと」するのは、親から「寝る前に飲み物は、あまり飲んじゃだめだよ」「次から起きられるように頑張ってね!」声掛けされたことだったと思います。

ここから少し医学的な視点で説明をします。赤ちゃんにおしっこを我慢しなさいといくら言っても無理なのは、理解できますよね。なぜ、赤ちゃんはおしっこが自然に出てしまうかというと、膀胱の働きに大きな違いがあります。生物は膀胱が尿でいっぱいになると、反射的に収縮(排尿)するようになっています。この反射は、乳幼児でも大人でも変わりませんが乳幼児の場合は、時と場所を選ばずに出てしまうので、オムツが必要なのはそのためです。

大人が排尿をこらえることができるのは、膀胱をコントロールする脳の働きにあり、膀胱が尿でいっぱいになると反射的に収縮(排尿)するようになっています。

大人の膀胱にもそのような反射機能はありますが、大人の膀胱は尿がいっぱいになっても、反射的に収縮したりしません。たとえ尿でいっぱいになり、膀胱が破裂しそうになっても、トイレに到着するまでは収縮をはじめません。大人が排尿をこらえることができるのは、膀胱をコントロールする脳の働きにあるといえます。

だから大人は、トイレまで我慢することができるのです。子どもはトイレトレーニングが完了し、続いて自発的にいけるようになり、我慢することが出来るよう発達します。

ここで排泄の自立に関して敏感な親は、漏らされてしまうことを恐れて外に出掛ける時や車で移動する時にいつも子どもに「トイレに行った」「早くトイレに行ってきなさい」と命令ばかりしていては脳の機能も育ちません。

自発的に出来るようになるためには、自ら脳がコントロールできるような働きかけをしなければならないでしょうね。

おねしょの話に戻りますが、昼間は気が付いてトイレに行けるのになぜ、夜は漏らしてしまうかというと意識のある昼間には抑制装置が働きますが、眠ってしまうとその機能しなくなり、反射的排尿(夜尿)が起こってしまうのです。要するに脳がいかにコントロールしているかが鍵となります。脳から膀胱に送り出される信号の発達も体験や経験を通じて発達するというのは、そういったことも関係しているのです。

睡眠中の排尿の抑制は大人になるときわめて強くなり、布団の中では意識して排尿しようと思ってもできないのはそんな理由があるからです。


2010 年 10 月 20 日 水曜日

科学的なことはよくわからないのですが、どうも時間の感覚というものは大人と子どもとは違うらしいのです。

大人になって、30代、40代の働き盛りの時は、毎日が飛ぶように過ぎていきます。1日が早く、1週間も早く、1ヶ月も本当に早く感じます。けれども小学生時代は、1年がとても長かったように感じていました。小学生時代6年間も、とっても長かったように感じます。けれども、考えてみれば6年はわずか6年。今では、飛び去るように過ぎ去る時間です。

ましてや保育園時代は、どれほど長い時間だろうかと思います。

あるとき、こんな話を聞きました。

『3歳児の3分は、大人の1時間

4歳児の4分は、大人の1時間

5歳児の5分は、大人の1時間』

科学的根拠はわかりません。ただ、時間の感覚は絶対的なものではなくて、相対的なものだということは、とてもおもしろいと思ったのです。

経験的に、昔から、大人と子どもは、時間の感覚が違うと言うことは言われてきたのでした。

3歳児が3分集中して何かをつくっていたとしたら、大人のわたしたちが、1時間集中して何かをつくっているのと同じ事。3歳児が3分、お話をちゃんと聞いているとしたら、それは大人のわたしたちが1時間お話をちゃんと聞いているのと同じ事。3歳児が3分、おもちゃを使って遊んでいるとしたら、それは、大人のわたしたちが、1時間集中して何かをしているのと同じ事。
 「3分しか集中できない!」と思うかもしれません。けれどもそうではなくて、「3分も集中できるということ」なのです。1時間集中するって、大人のわたしたちでも、結構すごいことではありませんか。
 だから逆に、3歳児が3分、叱られていたら・・・そしてそれが5分、10分と長くなっていたら・・・。大人のわたしたちにとっては1時間、2時間、3時間と叱られ続けるのと同じ事です。

子どもたちも様々な経験を繰り返し、時にはイタズラしたり、少しの迷惑を掛けたりしながら育ちます。親として叱りたい気持ちを抑えつつも・・

だから、毎日ほんの5分10分の関わりがとっても大事ではないかと思います。近所の公園でもOK。いえいえ、お家の中でのささやかな時間でも、子どもたちにとっては大人の1時間2時間になるのです。

そして朝の忙しい時間、子どもと離れるときのほんのわずかな時間も子どもたちにとっては重要です。大切な時間にしてくださいね。


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